コロナ下での学生生活 inストックホルム
各国で外出自粛など様々な感染防止対策がとられているなかで、多くの大学生はキャンパスでの活動が難しい状況に置かれています。そこで、今年のスウェーデン渡航で知り合ったストックホルム商科大学の学生にコロナ下での学生生活についてインタビューしてみました!

質問に答えてくれたのは、学生団体のInternational weekに所属するJohnです!
外出の制限はありますか?
制限はありますが、罰則はありません。しかし多くの人は家で過ごしたり、在宅勤務をしています。私たちはほとんど授業がオンラインになりました。
Saltsjöbadenの学生会館からの景色↓
欧米では罰則付きの制限をしていた国もありましたが、スウェーデンでは日本と同じように罰則はないんですね。一橋でもほとんどの授業がオンラインになりましたが、通学時間などの負担が減った一方、友人に会う機会が減ってしまいました。
キャンパスは閉鎖されていますか?
学校でのパーティーなどの集会は禁止されていますが、たまに少人数で集まることはできます。大学内の様子↓
自習スペースは開放されていますが、1つのテーブルにつき1人しか座れません。
私たちが昨年度ストックホルム商科大学を訪問した時は、ここはすごく混み合っていてテーブルは満席でした。ここでたくさんの学生がパソコンや資料を広げてディスカッションや課題をしていたのを思い出します。
新入生のキャンパスライフは?
本来であれば歓迎会などを開き、新入生と多くの時間を過ごせますが、今年は少ししか会えていません。
歓迎会の様子↓

一橋でも今年は新歓合宿などのたくさんのイベントが中止になってしまいました。キャンパスでの交流がなく、例年より不安の多い大学生活のスタートとなった人も多いでしょう。
これからのキャンパスライフはどうなりそう?
今はキャンパスでのサークル活動などのアクティビティは禁止されているので、多くのサークルはオンラインミーティングをしています。現在感染が拡大しているため、残念なことに
新たに制限が増えました。

いかがだったでしょうか?ロックダウンなどの強制的な対策をとらないことで話題になったスウェーデンですが、学生生活はそれほど日本と変わらないことが分かりました。
日本では人々の生活が少しずつ日常に戻っていくなか、オンライン授業ばかりで不満を募らせている大学生も多いでしょう。そのような中でも頑張って学問に励んでいる大学生が世界中にいると思うと、なんだか元気が出ますね。
インタビューは筆者によって翻訳・再構成されました