【MOS×SSE学生起業家】 Business Lab Pitch Contest

更新日:2月18日

 2021年12月8日、zoom上でストックホルム商科大学(SSE)付属のスタートアップインキュベーション組織SSE Business Labのプログラムに参加する学生起業家と、SDGs/社会課題の解決をテーマにオンラインピッチイベントを開催しました。


 開催にあたり、SSE Business LabプログラムマネージャーのAndreas Johanssonさん、MOSのOGで三菱商事株式会社ストックホルム事務所勤務の小林麻紀さん、そしてMOS顧問で一橋大学イノベーション研究センター専任講師のIvar先生にご協力いただきました。


 SSEは起業が盛んなスウェーデンでトップクラスの大学で、一橋大学の協定校です。

※過去の交流についてはこちら

(https://www.hitotsubashi-mos.com/about-us)

(https://www.hitotsubashi-mos.com/project-2020)


 SSEビジネスラボは学生の起業を支援する大学内のインキュベーターです。2001年から活動を行っており、これまでに200を超えるスタートアップがこの支援を通じて設立されています。事業アイデアをマーケットに出すまでのステップごとに3つの支援プログラムを実施しており、今回コラボさせていただいたのは、その最初の段階である、”IDEATプログラム”に参加された方々です。10週間のコースで、ビジネスラボと著名な起業家のゲストスピーカーからの支援を受けながら、ビジネスアイデアを構築します。続いて”ACTIVATEプログラム”があり、それを通してビジネスアイデアを試験的に市場に展開していきます。そして最後に”INCUBATEプログラム”にて、18ヶ月以内で試験的な展開を拡大して市場に進出していく支援を受けます。



 今回のイベントのキーワードは、「SDGs、学生、ビジネス」

SDGs達成世界ランキング1位の環境先進国であるスウェーデンでのビジネスにおいては、サステナビリティへの貢献の視点が非常に重要で、SSE Business Labのプログラムに参加するためには、社会課題の解決するためのビジネスアイデアが求められています。


 MOS2022では、年間テーマを「環境問題」として設定しており、本イベントを通して自分たちの認識を深めつつ、日本の学生たちに持続可能な社会の実現について考える機会を提供しようと考えました。イベント当日は日本側から、MOSメンバーに加えて一橋大の学生数名が参加し、活発な議論が繰り広げられました。

 ピッチコンテストである今回のイベントでは、SSEの学生起業家による事業アイデアのプレゼンテーションがメインですが、その他にもいくつかのプログラムを用意しました。

 まずはじめに、2年生のメンバー小此鬼くんからMOSの活動概要説明と日本におけるスタートアップ事例としてINDETAILとNOTE.Incの2社を紹介しました。続いて、SSE Business LabのAndreasさんにインキュベーションセンターの活動についてご紹介いただき、三菱商事の小林さんから、スウェーデンのスタートアップが日本企業からの投資を呼び込み、日本でビジネスを展開していく際のポイントや具体事例についてお話しいただきました。


 メインのピッチコンテストでは、5つの学生起業家グループからそれぞれ10分ずつプレゼンテーションをして頂きました。


ROCKETWALL

 1つ目のアイデアは、ソフトウェアを使用して不動産に関する複数の情報を掲載し、売買を効率的に行うことを可能にする事業。20社以上の不動産会社にインタビューを行い、不動産売買の課題解決のために何ができるか考えたそうです。


FOODUPS

 2つ目は、信頼できる十分な量の情報を掲載し、フードテックスタートアップのためのベンチャーキャピタルとのマッチングプラットフォームを提供する事業。未発達のフードテックスタートアップを発見することは難しいと感じた経験から着想を得たそうです。


Re:circle

 3つ目は、お客さんがレストランの空席状況を確認でき、レストランで廃棄されそうな食材を利用した料理を予約できるSaaS事業。レストランの在庫を追跡し、一般消費者の需要も追跡するという特徴が他のブッキングサービスと違う点だそうです。


restyle

 4つ目は、AIによってパーソナライズされた古着をチェック/購入できるアプリ事業。古着市場を消費者にアピールし、拡大していこうとしています。古着屋がオンラインに進出し、更なる売上を上げることを可能にし、服の大量生産/消費/在庫の解決を目指します。


TB 

 5つ目は、1つのアプリ上で、世界中の都市の様々な交通手段をCO2排出量や価格、出発時間などで比較し、チケットを購入できるようにする事業。大好きな旅行がその手段によっては地球に多大な影響を与えている状況を変えようとしているそうです。



 どれもSDGsの達成に寄与する魅力的なアイデアでしたが、参加者で投票を行った結果、優勝したのは4つ目のアイデアでした。こちらのチームには景品として、MOSからストックホルム市内にある日本の温泉旅館を再現したスパYasuragiの日帰りチケットをプレゼントしました。


 

 また、優勝チームの発表前に学生同士のディスカッションを実施しました。

その中に、「SDGsに向けて取り組んでいることってある?」

というテーマがあったのですが、スウェーデン学生の間では、環境負荷を低減させるために食事をビーガン・ベジタリアンにしていることを挙げる学生が複数人いました。日本ではまだまだ当たり前ではなく、対応しているレストランも少ないですよね。しかし、日本でも少しずつブームになっていますし、この機会に皆さんも週一回からでも、気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


今後もMOSでは各種イベントの開催や情報発信をおこなってまいります!お楽しみに♪

 

閲覧数:32回0件のコメント